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輪島塗はこうしてつくられる!

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最終更新日:  2016年3月25日(金曜日)  10時29分  コンテンツID:102-1-1580
中塗り

中塗り

蒔絵金粉

蒔絵金粉

多くの手作業でつくられる輪島塗

多くの手作業でつくられる輪島塗

100以上の工程経てできあがる堅牢優美な輪島塗!

ちょっと小難しい話します!
輪島塗って高いだけだと思ってませんか?
高級すぎて使いにくいと思ってませんか!?

確かに高級品ですが、それにはちゃんと理由があります。
多くの工程を経て完成した輪島塗は、堅牢優美、とても頑丈です。
一度購入すれば万が一欠けたとしても修理もできますし、一生ものです!
今回はその工程についてお話します。社会勉強にどうぞ!!


~輪島塗について~
輪島塗は124工程にも及ぶ手作業で作られ、その工程は大きく木地、きゅう漆、加飾に分かれます。さらにその中で、椀木地、曲物木地、指物木地、朴木地、下地、上塗、呂色、蒔絵、沈金等に細分されています。

◆木地(きじ)
木地は器の用途によって形が異なり、それぞれに適した技法を専門とする職種に分かれています。材料となる木材もまた最適なものが選ばれます。
■椀木地(わんきじ)
挽物木地ともいいます。ロクロとカンナを用いて椀、皿、鉢など、丸い形の器を作ります。材料は、ケヤキ、ミズメザクラ、トチなどです。

■指物木地(さしものきじ)
角物木地ともいいます。材料は主に、アテ、ヒノキ、キリなどを使い、重箱、硯箱、膳、角盆を作ります。

■曲物木地(まげものきじ)
薄く加工した柾目板(木目が縦に通った材料)を水に浸し柔らかくして曲げ、丸盆や弁当箱などを作ります。材料は主に良質なアテやヒノキなどです。

■朴木地(ほおきじ)
刳物木地ともいいます。複雑な曲面が多い座卓や花台の足、銚子の口、スプーンなど、複雑な形を削り出す作業を専門とします。材料はホオ、アテ、カツラなどです。
◆きゅう漆(きゅうしつ)
輪島塗の特徴は塗にあります。それは「本堅地(ほんかたじ)」と呼ばれる漆器の伝統的な下地技法です。輪島はこの技法にこだわり続け、質の向上を図り、伝統として定着させたのです。
■下地
木地の破損しやすい部分に布を漆で貼り付ける布着せ(ぬのきせ)を行い、下地漆には輪島地の粉(じのこ)と呼ばれる地元産珪藻土を焼成粉末化したものを混ぜます。珪藻土は断熱性に優れ、漆と結びつくことで非常に丈夫な塗膜を作ります。

地の粉粒子が粗いものから細かなものへと、一辺地、二辺地、三辺地の順に重ねます。その度ごとに時間をかけて乾燥させ、研ぎを繰り返し、縁などに漆を塗りつける、地縁引き(じぶちびき)と呼ばれる作業を行います。そして徐々にきめ細やかな肌合いへと変化させていきます。

下地作業は「地付け(じつけ)」とも言い、素地の性質を知った上で作業手順、器全体の造形も考慮した地の厚みや、それに伴う研ぎが求められます。品格のある器に仕上げるために、ごまかしの利かない重要な工程です。

■上塗
上塗では、上質の精製漆を刷毛塗りします。ホコリを極端に嫌い、細心の注意を払いながら作業が行われます。
一つ一つ性質の異なる様々な漆を使い分け、その時の季節や気候状況に合わせ、いつでも最適な塗膜が得られるよう、漆を調合することが、技術と経験に裏付けされた上塗職人の実力です。
◆加飾(かしょく)
堅牢優美と評される輪島塗の特徴を支えるのが、蒔絵や沈金をはじめとした美しい装飾です。彩りを添えることで、漆器に新たな魅力が加わります。
■呂色(ろいろ)
塗りの仕上げには大きく塗立(ぬりたて)と呂色があります。上塗の肌をそのまま活かす塗立に対し、呂色では専用の研炭で平滑に砥ぎ、漆を摺り込みながら磨く作業を繰り返します。最後には人の柔らかな手で磨き上げます。漆特有の奥深く艶やかな質感が引き立ちます。

表面の仕上げは、呂色や塗立の他にも様々に発展しています。乾燥粉や金粉、みじん貝等を蒔いて仕上げる変塗(かわりぬり)の一部も呂色師の仕事です。

■蒔絵(まきえ)
筆に漆を付けて書き、金銀粉を蒔き付けて定着させ、文様を表します。
平蒔絵、研出蒔絵、高蒔絵等の技法を駆使した多様な表現が可能です。他にも、螺鈿、平文、卵殻といった技法も蒔絵師の仕事となります。

■沈金(ちんきん)
漆器の表面に文様を彫り、漆を摺り込み、金箔や金粉を入れ、装飾を施す技法です。基本的な線や点の彫りに加え、コスリ、片切など、刃先の形状によって多様な彫りが得られます。

もっと細かい作業もありますが、ざっくりこんな感じです。
興味をもたれた方はぜひ現地で職人さんと話してみたり実際にさわったりしてみてください!

お問い合わせ先 輪島塗会館 0768-22-2155
輪島工房長屋 0768-23-0011
輪島塗会館 http://wajimanavi.lg.jp/www/view/detail.jsp?id=198
輪島工房長屋 http://wajimanavi.lg.jp/www/view/detail.jsp?id=939

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